N2SC発足の経緯

長津田第二小学校

今から30年余前、横浜市立長津田第二小学校では、5年生になると男子はサッカー、女子はバスケットを希望する子供達が集まって、朝練や放課後練習をし、2月ごろ緑区球技大会に参加していました。長津田小学校や田奈小学校、奈良小学校などと対戦していました。

しかし、当時はあくまでも学校体育であり、5年生で試合が終わるとその後は何もなく、子供達がせっかく一生懸命サッカーやバスケットの練習をしても、それらの「楽しさ」を感じ始めたら終わりという状態でした。そのような中、子供達から「6年生になっても、もっともっとサッカーやバスケットをやりたい!」という声が上がり、父母の間にも「もっと長く続けさせてあげたい!」という要望も高まっていったのです。

そこで、武田先生、中村先生、佐藤先生の3人の先生が緑区事務局と相談し、「スポーツ好きの子供を育てよう!」という趣旨で、社会体育の組織として「長津田第ニスポーツクラブ」を発足させました。 ですから、「スポーツクラブ」というのは「スポーツを楽しむ子供になって欲しい。」という教師や父母の願いが原点になっていますので、サッカーやバスケットだけでなく、「江ノ島ウォーキング」「スキーツアー」「合宿でのマラソン大会」など色々なスポーツを経験して欲しいと思っています。

世の中が情報化社会となり、急激に変化する時代になってきましたが、どんな時代になろうとも『健康が「生きる力」の基本』であることには変わりありません。長津田第二小学校の地域だけでなく、長津田全体の地域にも、スポーツ好きで、明るく元気な子供と親を増やして欲しいという強い思い、これを基本理念とし今も変わらず活動を続けています。

尚、平成14年4月より、サッカー部とバスケット部がそれぞれ単独活動となり、名称も『長津田第二スポーツクラブ』から、それまで略称として使用していた『N2SC』に改称いたしました。

又、当初の活動範囲は緑区大会、市大会、県大会等を中心に活動しておりましたが、それに加え、平成11年より地域の連合体である246サッカー連盟にも加入させていただき、招待試合を含め破格的に参加大会を増やし、そうした縁で富士吉田のチームとの相互ホームステイを基本とした交流など、活動範囲を広げ現在に至っております。